言葉にできそうにない感情というのがあってそれを言葉で語ろうとした瞬間になんだか消え去ってしまうようなことが多かったりします。感情じゃなくても、思考でも同じことですが。先日もあるテーマについて書こうとしておもいっきり言葉に詰まってしまい、なんだかとりあえず書いておけばいいと思って書いたものの読みかえしてみたらきっと10のうち1も伝わらないだろう事は容易に想像できて、ええいめんどくせえ、と消去しちまった。
実際に何にせよ感じたものをどこか書きつらねておくことでしか、もやもやとしたなにかを表現できない。そう考えて言葉にできそうない感情とか思考は言葉で語ろうとして失敗した時点で表現すべきことじゃなかったのでは?と無理に納得させ、気分を落ち着かせたいと思ったけど巧くはいかない。


言葉にできない感情も思考も確かに存在しているとおもうし、うまく言葉にできないことになんとかして形を与えようともがくものの、もがけばもがくほど自らの底の浅さと言語能力のなさを痛感します。

もうちょっと文法とか表現力をつける勉強を、やっておけば良かったとほんとに思う。勉強ってたいていしなくなってから、やっときゃよかった、っておもうことが多いですが、まさにそれ。