捕らぬ狸の皮算用(もしくは30万円あったなら)

いつものようにくだらない話を書きます。

四捨五入したら確実に五十に近接する人生の中で行ったことが無い場所というのがあります。たとえば遊園地に行ったことがありません。両親が忙しかったこともあって遊園地へ行かぬまま育ち、その後も上や下を通過したひととも不思議と行く機会がありませんでした。ここ数年山梨へ行く用があって「ついでに富士急ハイランドに寄りたい」とそれとなく希望をだしたことがあるのですが「ジェットコースターはNG」と云われて遊園地童貞(…遊園地童貞?)のままです。斯くなるうえは1人遊園地も辞さぬ覚悟で…といいたいところですがそれほどでもありません。しかし1人遊園地はなかなかハードルが高そうでそして覆面を被ったら恥ずかしさは減りそうですが、そもそも覆面で入れるかどうかは不明です。

くだらない話を続けます。

興味があるけど行ったことが無い場所があります。猫カフェです。猫を飼いたいというほどでもないものの、猫を眺めたり撫でたりしたいという、ひょっとしたらいい歳したおっさんにあるまじきまだ誰にも話していない願望が私にはあります。以前吉祥寺に猫カフェがあるのを知って、1人猫カフェも辞さない覚悟ではあるので男だけでもダイジョウブだろうかとHPを熟読したことがあって、そのときは男だけではダメとは明記してませんでした。しかしながら以前やっていた『宇崎ちゃんは遊びたい!』では作中猫カフェに一人で入る勇気のない桜井先輩は宇崎ちゃんを誘っていて・今冬やっていた『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』のあまねくんも作中一人では行けずにお隣の真昼さんを誘っていて、「あ゛あ゛あ゛」となっています。やはり猫カフェカップルを想定していそうで男だけとか男1人とかではハードルが高そうで、覆面被ったら行けそうな気がしますが、そもそも覆面被ったら猫が逃げるはずです。

次善の策として、ここではてな今週のお題「30万円あったら」を引っ張ると、可能なら猫カフェを30分くらい貸し切ってその間女子禁制男子専用にしてもらう、というのが第一候補です。ただこの発想、男女の差異を無くす考えとはおそらく相容れぬものがあって受け入れてもらえるか怪しく実現性に乏しいです。加えて、捕らぬ狸の皮算用なので、このへんで。