井の頭池散策(もしくは一筋縄で行かぬこと)

吉祥寺駅からそれほど遠くないところに

井の頭池というのがあります。吉祥寺に用があると駄賃代わりに寄ることがあります。

何年か前に大規模なかいぼりをして井の頭池は目に見えて水面がキレイになっています。

でもなんですが。

かいぼりの際に外来魚のバス(おそらくオオクチバス)を駆除してしまったことと関係あるかどうかはわかりませんがいまアメリカザリガニが増えてしまってて、今日は弁財天のそばでそのワナを仕掛けていました。

池のほとりの木には鵜が営巣していて鵜がザリガニを捕食してくれればベターなんだけどなあとシロウトは考えちまったのですが、ザリガニの捕獲数が2020年が5000匹以上で2021年7000匹以上という程度なので毎日食べても追っついかないはず。自然相手だと良いほうに変えるのも一筋縄ではいかぬものなのかもなあ、と。

さて、くだらないことをちょっとだけ。

吉祥寺にはジュンク堂という比較的大きめの本屋がありその本屋の入ってるビルは10年くらい前まで伊勢丹の支店で「伊勢丹あとの本屋」とか「元伊勢丹の本屋」といまでも口にしてしまうことがあります。建物の名称が変わってもなかなか更新できません。

ジュンク堂へ行こうとして元伊勢丹のビルに入って「ああ、伊勢丹時代に地下に小さいけど美味しい中華料理の店があったよな」という記憶が蘇ったときに悟ったのですが、なんだろ、建物と食べ物の記憶がセットになってると脳内の地図を変えるのって一筋縄ではいかぬことってありませんかね。ないかもですが。