8日ヨーカドーで

神奈川の一部地域の場合は盆は7月で、その時期に施食会という法要をします。私は両親が居ないので墓参を兼ねてなるべくその法要は参加するようにしていたのですが、寺の本堂に十人以上の僧侶が集まって(小さな鐘のような引磐、太鼓、シンバルのような饒祓をチンドンシャンと鳴らしながらなのでいくらかやかましい)読経をし、梅花流という御詠歌を詠う人がやはり十人以上、さらに私のような信徒が狭い本堂に入るのでどうみても密で(さらに比較的年齢高めなので)、去夏から山内関係者のみの法要になっています。三代目三遊亭圓歌師匠は「中沢家の人々」の中で修行中に心筋梗塞を起こして病院へ行ったことを「寺から病院へ行ったのは俺だけだ」とシャレにしていましたが、仏教用語ではない三密でクラスターを起こして僧侶や信徒が寺から病院へって図はシャレになりませんからやむを得ません。疫病は確実に信仰の現場に変えてます。

毎年、法要のその日に志納していました。去年は「盆に来てくれるな」というお願いがあったので盆が明けた7月下旬に行っています。今年も同じなのですが、去年と異なるのは来月22日までより強い緊急事態宣言発令中でなるべく県境をまたぐなといわれてることで、かといって来月15日までに納めて欲しいといわれてる法要の志納金を踏み倒すわけにもいきません。小田急線で登戸過ぎたあたりで引き摺り下ろされて検問を受けて私は東京在住で相鉄ローゼンのウェルカムカードを持ってないので神奈川県民でないことがバレて新宿へ強制送還されるってなことはありませんから、検問がないうちに…じゃねえ、そのうち時期を見て県境を跨ぐつもりです。

さて、金銀銅のメダルをルパン三世が盗んで五輪自体が中止にならないかなとか、メダルを手にしたルパン三世が府中から山中湖方面にFIAT500で逃走して銭形警部が埼玉県警のブルーバードで追っかけることで都道が封鎖になって自転車レースが中止にならないかなとか五輪に関してあれこれ不謹慎なことを考えてしまうのですが、それは横に置いておくとして、尾身先生が云う「人流を減らすべき」というのは理解してるのでスーパーに寄る回数を減らすために(たとえばガーリックバターで炒めるのを想定して冷凍インゲンと竹輪とか、無限ブロッコリを想定してツナ缶と冷凍ブロッコリとか)冷凍野菜であるとか日持ちしそうな練り物や缶詰などは再び備蓄しはじめています。いまのところは幸いなことに近所のヨーカドーは意図的に在庫を積み増してくれてるようで、第一波の頃と異なり欠品ほぼありませんでした。夜も食品売り場だけは22時まで開けてくれてるのでありがたい限りであったり。ワクチンは未接種ですが、なんとかして第五波を乗り切りたいところ。