ご連絡いただけたら幸甚です

クラシックのCDの場合、録音のために演奏してそれを発売することもあるのですが(例えばカラヤンの場合はベルリンフィルとのブラームス交響曲をベルリンの教会で演奏して録音している)、実際のコンサートの演奏をそのままCDにすることがあります。ただし予期せぬ音が入ってることがあります。持ってるCDの中に小澤征爾さんがマーラー交響曲9番をサイトウキネンを上野の東京文化会館でのコンサートで振ったものがあります。で、第一楽章で小澤さんがあくまでも想像ですが指揮台の上で「どん、どん」と足を踏み鳴らしているような音が聴こえるのです。スコアを確認して打楽器かどうかを確認したいところなんすけど打楽器のようには聴こえず、ほんとのところはわかりません。でもそれが瑕疵にはなっていませんし、おそらく当日はオケも指揮者も集中して相当アツい演奏であったのだろうな、というのが想像できます。そんなふうにライブ盤はその頃にその場に居合わせなかったことが悔やまれるような演奏があります。小澤さんの演奏ではカーネギーホールでのサイトウキネンとのブラームスの一番もけっこう生で聴きたかったな、と思わされました。生で聴きたかったなと思わされるCDはほかにもあって、90年代にロンドンフィルを振っていたテンシュテットによるマーラーの6番の演奏会の演奏もそうです。できればその演奏会に居たかったなあと思えます。
はてな今週のお題の「行ってみたい場所」をひっぱりますが、2001年1月の上野、2010年12月のカーネギー、1991年11月のロンドンのロイヤルフェスティバルホールに行ってみたいのです。
そこでお願いがあります。
もしこのダイアリーをご覧の皆様の中で、タイムマシンをお持ちの方がいらっしゃって「そういうことなら貸してもいいよ」という場合には連絡いただけたら幸甚です。