ブラタモリ高知

土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うの見た、というよさこい節に出てくるお坊さんが居たお寺は竹林寺というのですが、その竹林寺は山の中です。竹林寺の次の四国八十八の札所は竹林寺のある山を下りて南に数キロ行ったところにある禅師峰寺というのですが、峰の名前がつくようにそこも山の中です(閉門ぎりぎりだったので全速力で駆け上がったので絶対忘れられない)。

禅師峰寺から撮った写真なんすが、禅師峰寺は海岸線からほど近く、火山でもなさそうなのになぜこんなところに山があるのだろうとそのときは不思議に思っていました。
録画していたブラタモリの高知編を視聴しました。でもって番組内では、土佐湾沖でフィリピン海プレートユーラシアプレートの下に沈み込み(番組内では触れていませんでしたが、土佐湾沖は地震が起きてもおかしくない、というのも理解できたのですが)、やわいマーガリンと硬い金属をつかってわかりやすく説明していたのですがやわいフィリピン海プレートが硬いユーラシアプレートに強い力で押さえつけられてやわいプレートの一部が塊として硬いプレートにのりあげた、それが山として現存しているという説明がなされてて、海のそばになぜ山があるのか、という長年の謎が解けました。そういうことがあったので地質というか地学に関係する話は今回とても興味深かったです。
また番組は龍馬がテーマであったので高知城下を丁寧に説明してて、堀の内外で上級武士と下級武士の住むところを分けたほか履物に差があるなどヒエラルキーがはっきりしていたこと、よさこい節竹林寺の坊さんが番所でさらされていたのを龍馬がみていても不思議ではないことなどに触れてて、時間が出来たらいっぺん「龍馬がゆく」を読んでみようかな、という気になったんすけども。
個人的にはとても濃い内容に思えて45分、あっという間でした。