自己紹介におけるドーダ主義対策

自己紹介というのは好きではありません(もっとも自己紹介が好きって人もいないかもですが)。どこに地雷があるのかわからないことがあります。
たとえば趣味です。
私は運転台の後ろで前を眺めてたりするのがとても好きなのですが趣味で鉄道と書こうものなら単に「鉄道が好き」ってのはちょっとダメなことがたまにあって、DD51の動向であるとか知識量が問われたりってことがあったりします。知識がないと「ああこいつは云うほど好きではないのだな…」ってなる。鉄道じゃなくても読書なら「どういう本を読んできたか」「どういう本を読んでどう考えたか」というよりも、どれだけ読書量があるのかとかを問われたりってのがたまにあります。本をたくさん読んだらえらいヒラエルキーの中では非文学部であほうがくぶ卒の労働者はつらいものがあります。
東海林さだおさん率いる西荻学派の説に「人間のコミュニケーションのほとんどはドーダという自慢や自己愛で成り立っている」というのがあるのですが趣味の世界では自慢と表裏一体の「これだけ知識があるんだよ」的な「ドーダ」というのが成り立ちやすいと実感してて、されるのもするのも苦手なのであんまり○○が趣味です、っていうのが云い難いことがあったりします。
無趣味ですってのが一番楽なのですが、そういうわけにもいかず料理とかテキトーに誤魔化しているのですが。