人には好奇心というのがある場合があります。目の前に広がっている世界がなんとなくわかってくると好奇心につられてそれまで知らなかったこと・これまでやっていなかったことに挑戦したくなることがあります。けど、たまに失敗したり痛い目をみることになります。いちばん高尚でない例では大人のおもちゃを経験したときです。リング状の大人のおもちゃを装着したまま目盛りの「強になるとどうなるのだろう」と好奇心から自らそのスイッチを入れて悶絶し、それを向かいで眺めていた人に笑われたことが以前あります。やってみようという好奇心にブレーキを掛けるのはそういった失敗の経験と失敗するかもしれないという恐怖です。しかし失敗してもその経験は、妄想するだけでやらないよりはよっぽどマシなんじゃないかと思うのですが。
はてなの今週のお題が「新しく始めたいこと」です。本来はサラリーマンとしてはスキルアップのために会計などの仕事に関連することをあげるべきなのですがそれは横へ置いておくとして、時間さえあればの話ですが、好奇心が食品や和食の方向へ向いているので栄養学の勉強とか和食はいっぺんきちんと本気で一から学びたいっていうなんとなくの欲求があります。料理教室に通えなくてもベクトルとしては、たとえば知識がない蒸し料理系を開拓したりとか最初は失敗してもいいから美味しいと思えるもののレパートリーは増やしたいなあ、と。
美食家ではないので粗食でも別に生きてゆけていたのですが、ここのところ食べるものにうっすら制限ができてから美味いものというのは生きてくうえで重要なモチベーションアップの材料だよなあ、てここらへんで思うようになりました。美味いもの喰いたいっていう欲求は人の本能かもですが、その本能が根っこの部分でむき出しになってきつつあるのはいいことなのか、わるいことなのか。もしくは気づかぬところで追い詰められてるのかもなんすけど。気軽なことを書こうとしてなんかこうまた誇大妄想的なところに行っちまいましたが、どうせなので「誇大妄想的でないことをブログに書くようにする」というのも「新しく始めたいこと」に付け加えたいと思います。