単なる思い付き

すっぴんの女性がきちんとした化粧をするのにどれくらい時間がかかるかるかは人によりけりでちがうでしょう。で、すっぴん状態から化粧の完成までずっとではないけど、ああ、こういうふうに完成させるのか、と、昔こっそり観察したことがありました。化粧に縁がないむくつけき野郎ゆえになかなか興味深かったのですけど。
たまに電車の中でメイクを続行してる人が居てなんでそれが批判に晒されるのか、たぶん普通は家の中でやるべきことであろうことであって公衆の面前でやるべきことじゃないからだ、と思ったのですが、それが正しいのか実はイマイチわかってなかったりします。


去年高知を歩いてて紫外線にやられているのに気がつかずに宿で風呂に入り悲鳴を上げて以来、紫外線を意識するようになったのですが、昨日まで四国に居て今回はきちんと紫外線対策をしました。ハックで日焼け止め乳液というのを奨められて購入して現地へ向かったのです。で、鏡を前にして乳液を手にとり首筋やうでに馴染ませたあと、さらに鏡を見ながら顔に馴染ませていました。手で馴染ませながら白い液を塗ってて、ああ、なるほど、と思ったのですが化粧や手で持って顔に何かを刷り込むって言う動作自体が、実は何か戦闘の為の心の準備運動みたいなものなのかな、と思うのです。化粧を念入りにしたければしたいほど、戦闘の重要性が高いと思えば思うほど、誰彼はばかることなく、敵のための準備をぎりぎりまでしたくなるのかも、戦闘を控えてるとするならば、なんかこう、電車の中でぎりぎりまで化粧する心理がわからないでもないなー、と漠然と考えたのですけど。

あ、乳液は効果ありました。