東村山に谷戸に残る水田を転用した北山公園というのがあってこの時期ショウブが咲いていて、小雨になったのを奇貨として寄り道して見学してきました。
いつものようにくだらないことを書きます。
食料になるわけでもないもののショウブは品種改良が江戸期からなされてて、多くの種類が出来ていまに至ります。誰かが名付けたのだとは思うものの唸らされる名前のものも有って
手前の白いショウブは説明板には「沖津白波」とありました。おお、この白いショウブを沖に立つ白い波にたとえたのか、などと命名者の意図を想像することが出来ます。
ほかにも(おそらく咲いた姿がだらり帯を連想させるのか)好色一代男に出てきた太夫の「吉野太夫」とか、古典や古文の知識があったがゆえになんとなくわからないでもないものもある一方で
「愛知の輝き」というのがあって「安城にチューリップ畑があるから黄色いチューリップから連想したとか」「だったら安城の輝きになるんじゃ」とか低レベルな問答をしつつ、どこらへんが愛知なのかさっぱりわからないものもあったり。
屋台が出ていたので駄賃代わりに東村山名物の黒い焼きそばも食べています。最初、黒いのが胡椒かなにかだとおもっていたので(ビールも買ったので)すが食べたら違ってて、あとで訊いたらイカ墨で、しかし生臭くないのがちょっと不思議。
雨の日曜は残念なのですが、ちょっと目の保養にはなったかな、と。