西武新宿から西武線で30分くらいのところに田無という街があります。その田無の駅から北へしばらく行くとあるのが
東京大学の田無演習林です。林学研究、林学教育のための人工林で、普段は平日しか公開してないのですが今日が休日でも開放日であったので見学してきました。多摩地区は朝から雨が降ってて「どうしようか」と躊躇っていたのですが相談の結果、休日公開日はそれほど多くないので「行ってから後悔しよう」ということになりました。バカだろー、といえばそうかもしれません。
林学の施設ですから人工的にヒノキ林を作ってあったりします。
構内歩道の下に落ちてるのがハンカチ落としのあと、じゃねえハンカチノキの花びらで
個人的には名前は聞いていたのですが、咲いてるところを観察したのははじめてかも。日本固有種ではなく中国原産のもの。
ハンカチといわれればハンカチですね。
わかりにくくて恐縮ですが(釣鐘のような白い小さなのが花です)、ドウダンツツジ。低木で葉がでたあとに咲きます。
ハナズオウっていう、マメ科の木です。花が咲いた後に葉が出るようで、ちょっと枯れかけ気味な気が。蘇芳の色って云われてもピンときませんが、けっこうきれいです。
花が咲いた後にはもう豆ができていて、おそらくこれが秋に向けて熟していくのであろうかと。
シデノウチというカエデの一種なんすが、
新緑でもキレイなんすから、紅葉ならもっとキレイかも(秋にも公開があるっぽい)。
ちなみにすれ違う人は無く、完全に貸切状態でした。
小一時間滞在していたのですけどそのあいだ雨が強かったのが残念なのものの、後悔はせずに済んだのですけども。