ポカを防ぐことに関して

商業系の学校を出てれば話は別なのかもしれませんが残念ながらその方面の学校は出ておらず、金額に関してカンマの桁区切りを打つ習慣を社会人になってしばらくの間は知りませんでした。金銭を扱う方面に異動になったとき、チェックするとき視易いから絶対打てと口酸っぱく指導を受け、以降カンマの桁区切りをするようになっています。とはいうもののB型なので…って血液型のせいにするのはまずいのでちゃんと書くと生来の雑さはなかなか完全には治らず、恥ずかしながらいまでも見直してる段階で気が付いて「あ、やべ」とカンマを打つことがないわけではありません。カンマ打ち忘れのポカはしそうにはなるのですが、幸いなことに雑でもお金にまつわるポカはやらずに済んでいます。

ポカをしそうな人間があまりえらそうなことは書けないのですが、山口の誤振り込みの件について、個人的に興味を持ったことが複数あります。出入金に関するもののダブルチェックは組織内でしなかったのか?とか、役場ですから決裁印があるはずはずなのですがその決済印を押すにあたって決済印者はチェックしなかったのか?とか、組織内でどのようにチェック機能を運用していてなぜミスが起きてしまったのか、再発防止のためにどういう対策を取ったのか、ポカを完全には防げそうにない雑な人間だからこそいくらか気になるので、可能なら知りたいところではあったり。

話はいつものように横に素っ飛びます。

以前はコンタクトケースのLとRを確認せず度の違うレンズを収納して明朝「うぎゃあああ」となったことがありました。そこで左手でL字を作れるほうが左と確認してからレンズを外すようになってからはそのミスは減っています。雑な我が身を振り返ると、丁寧を心がければポカに限らずミスはもしかしたら減るのかもしれません。とはいうものの資金や時間を含めたリソースは有限ですべてにおいて丁寧が可能かといったらそんなことはないわけで。当該役場がどういう状況かは詳細は知らぬものの、あるべき理想を追求できない環境の中で仮に対応するとすると、なんだかポカを防ぐ方策は難しそうな気がするのですが。