つまらないはなし

いわゆるファミコンが発売された83年は小学生でした。前に書いたかもしれませんが、視力が悪くなるからという理由でファミコンは買って貰えませんでした。目が悪くてずっとぼやけた世界に居たのですけど、小学生になってメガネを作ってもらってはじめてクリアな視界を手に入れてて、クリアな視界を失うというのは子供心にも恐怖でしたから特に欲しいとも思わなかったのでファミコンやゲームとは(剣道やったり絵を描いたりしてたので)無縁のまま大人になりいまでもスーパーマリオ童貞です。もっとも信長の野望は同級生が持ってて日本史は詳しかったのであれこれ訊かれた上で触ったことはあります。はてな今週のお題が「ゲームの思い出」なんすがほんとその程度で、思い出に浸るほどゲームをほとんどやってない少数派です。もしかしたら他の人が知ってる楽しみを知らない可能性がありますがスマホのゲームもまったくやってません。猫を飼いたい意識はあったので「ねこあつめ」は興味があったのですが「仮想の猫に媚び売ってどうするの」という意識が抜けずインストールしませんでした。いまでもなにひとつインストールしていません。つまんないやつです。
いまからちょうど20年くらい前には電車でGOというのがありました。秋田新幹線こまちなどの運転のシュミレータのゲームで、ゲーセンに置いてあったのをやったことがあります。その時指摘されはっきり自覚したのはスピード狂のケがあることです。裸眼は悪いので自動車免許の取得をいっさい諦めてたのですけど、ゲームって隠れたおのれの一面をあぶりだすところがあるような気が。人並にえっちぃことにも興味はあるのでノートパソコンを買ったあとにアダルトゲームのコーナーを覗いたことはあります。そのときなにかしら買っていたらもしかしたら自覚してない隠れていた一面があぶりだされていたかもしれなかったのですが、結局買わずにでてきちまいました。見知らぬおのれ一面に出会わずに済んでいます。たぶんこの先も買わないと思われます。さよなら、弟萌えだったかもしれない会うこともなかった楠田(仮)くん。
くだらないことを書くと博奕はやりませんがスピードとかトランプのゲームはやれば熱中しちまいます。もし本格的にゲームの世界に入り浸ってたらまともな生活してなかったかも。