ネコ

品のない話をします。いつも品はありませんが。
いつ読んだかも誰が描いていたかも題名も忘れてしまったのだけど印象に残っているマンガのシーンがあって、登場人物が家事をしながら「私の猫はネズミがとってもとっても大好き」という趣旨の歌をフランス語で歌うのです。それを耳にしたもうひとりが「ちょっとまて、おまえその歌の意味知ってるのかよ」と訊く・咎めるのですが、それに対して「なんでてめえこそこの歌の意味を知ってるんだよ」とやりこめるシーンがありました。猫(ma chatte)にスラングとして別の意味があることをそれを読んだ10代の頃には知っていたのでどういう情景をうたったものかはなんとなく悟った記憶があります。対になるネズミは詮索するとおそらく男子のある部位なるはずなのですが、それがフランスでネズミとよばれてるのかどうかは不勉強ながら知りません。実際に猫とネズミにまつわるそんな歌があるのかどうかもわかりません。しかし20年以上ずっとひっかかってて、いつか余裕ができたら、猫とネズミの歌があるのかとネズミのスラングについて調べてみたいとは思っています。でもどうやって?ってのはありますが。場所柄を考えると日仏会館で訊くわけにもいきませんし。
いつか余裕が出来たら調べてみたいことってのはまだあります。
紆余曲折あって同性と寝るという世界に入ってスラングというか知らない言葉というのにいくつかぶちあたりました。いまでも謎のものがあります。たいてい挿入される側(どこに?なにを?とか、よくわからない良い子のみんなはわからないままでいいです)の男子のことを「ネコ」と呼ぶことがあることをなんとなく知ったのですが、なぜネズミでも犬でもなく「ネコ」なのかは謎であったり。英語だとそのことに関する表現は「bottom/top」なので動物は関係ありませんし、英語由来ではないことは確かです。もしかしたらゲイタウンなどに行けば教えてもらえるのかもなんすけど、ゲイタウンと無縁なので知らないままなのです。「にゃあ」とか「みゃあ」とか鳴くわけでもありませんし、なぜネコなのか。
もっともネズミも猫も知らなくても不都合はまったくないのですけども。