ブラタモリ広島

広島には観光でちょっとだけ、会社のお金では複数回訪問したことがあります。ブラタモリで広島をやると聞いてなにをやるのだろうと、ちょっと期待して録画しました。
川が多く三角州が複数あること、ってのは以前から知ってはいたのですが、江戸期の干拓堤防の痕跡が現存し、江戸期からけっこうな広さの干拓地があった、というのは今回初めて知りました。また太田川の干満の差が4メートル近くある、砂が堆積して洲がある、汽水域が広く大きなシジミがとれる、というのも初めて知った次第。でも、太田川は(洪水対策として)浚渫しなくても大丈夫なのかなってのと、広島は井戸を掘っても真水は出てこないのか?っていう疑問があったんすがそれはそれとして。
原爆ドームが元産業奨励館である、ということは知っていたのですが、あのあたりがもとは公園ではなくもともとは古くからの商業地であった、ということまでは今回ブラタモリを視聴するまでは正直、知りませんでしたし、考えてもみませんでした。ということはピカドンで(物的・人的にも)ほぼ壊滅状態になったことを考えると、広島の商業を復興させるのはものすごく大変だったんじゃないか、ということに思い至った次第。
また、趣味っぽい話で恐縮ですが広電の戦前の車両を現役車両として維持するメンテナンスのレベルの高さ・元京都市電や元西鉄など多種類の路面電車をメンテナンスする器用さってのも目の当たりにして、唸っちまったり。
45分間、興味深く視聴しました。というか「あなたの知らない日本がある」って番組冒頭でクサナギくんが言ってた気がするのですが、まさに知らないことだらけだった気が。