あ、失敗したな、と大人になって思うのは大学や大学受験などで文法をしっかりやらなかったことです。もしかしたらそういう講義があったのかもしれないけど、まったく印象に残ってなかったりします。他人の話や文章を読んでいて、え?どうしてそうなるの?というのがわからないことがあります。たとえば
「クリスマスが近いから、ローストビーフが食べたい」
というような場合です。違和感があって・ローストビーフとクリスマスの関係性が咄嗟に判らなくて、だったらその場合は「から」じゃなくて、意思を伝える「ので」なんじゃないの、と思うのです。ってこれじゃあ意味不明かな。電話口の相手が「クリスマスが近いので(おれは)ローストビーフをたべたい」ってならわかるのです。いや、これでもローストビーフとクリスマスの関連ってよくわからないのですけど。もちろんこれが正解かどうかなんてわかりませんが。
そんなことを考えながら電話口で返答に詰まってると「もしもーし」と問いかけられて「わかったなんとかする」ってこたえて惣菜のコーナーへいったんすが。
地下鉄にゆられながらつらつら考えて日本語って難しいなあなどと考えていたんすが、ローストビーフを頬張る相手を前にどうでもよくなっちまったんすけど。