コンタクトレンズを小学生の頃からしてるのですが、コンタクトレンズのケースにはLとRってかいてあります。これがなにを意味するか小学生の頃はいまいち判りませんでした。野球のレフト、ライトとも結びつかなかったです。どうやって見分けてたかというと、右のほうが視力が悪いのでRが悪いほう、Lが良いほう、って覚えてたのです。中学生になってから右がRight左手はLeftというスペルを知り、脳内で野球場ともむすびつき、あーなるほどそういう意味だったのか、と解決したんすけども。
無知ゆえに本来の意味とは関係ない解釈って平気で私はしちまいます。知らないゆえの勝手な解釈ってけっこうあって、せっけんのホネケーキってのが、長らく謎でした。みため、どう見てもせっけんですがやはり骨から作ってるのか?なんてありえない解釈を考えてました。これもHoney-cakeというスペルを知ってからすべてが解決したんすけど。


知るは楽しみなり、っていうのを昔のNHKのえらい人が云ってたと思うのですが、Rやホネケーキの正体とか、知らなかったことを知ると、なんとなく快感だったりします。頭の中がすっきりした感覚になるからでしょう。


でも、錯覚かもしれません。実際知った知識がさらに疑問を呼んだりします。
Honey-cakeって云うからには蜂蜜が入ってるんだとおもいますが、舐めたら甘いのかなあ、とか(異性と付き合ってたときにホネケーキじゃないけどせっけんを舐めたことがありますがせっけんの味しかしませんでした)。

右ってRightですが、受験勉強をすると権利とか正解って意味も知ります。さらに大学時代に知ったのですが、フランス語でもDroitってのは「右」なんすが、「正しい」「権利」として通用します。たしかドイツ(Recht)も同じです。不思議なんすよね。たとえばマレー語とかならとどうなんだろうとか詳しく調べてませんが、「右」って「正しい」ってのと結びついてるんすよ(そういえば敬礼も右手だし十字を切るのも右手)。右については謎と疑問に満ちてるよな、って思ってます。右利きの人による右利きの正当化の陰謀なんかな、とか、ばかげたことをちょっと考えたりもするんすが。紫陽花についてもそうなのですが、言葉についての由来を考えたりは想像力をかきたてられます。図書館へいったりとかさらに調べたら面白そうだと思いつつ、深みにはまりそうってのがあって、ぜんぜん調べてなかったりします。いつか余裕があったら深く調べよーかなー、なんて思ってはいるのですがいかんせん仕事とは関係ない分野なので深く突っ込んでません。


でも紫陽花の色とpHの関係もそうなのですがぜんぜん役に立ちそうにない知識ほど、面白そうなんすよね。