Je vous remercie!

社会に出ると能力以上に人間関係における要領の良さが求められていることがあります。取り入る、とかそういうところですね。そうするとどこかで、媚び、というのが出てきます。けど、この媚び、というのはわりと人間を誤らせるところがあると思います。媚びることを平気でする人は正確な状況をいわないので、的確な判断ができないわけです。
幸か不幸か私は社会人になって大阪で最初に媚びるということをものすごく嫌う人の下で働くことができ、それが基本になったので媚びるということをあまりしないでやってこれました。ある意味幸福なことで、悲劇かもしれません。異動で東京にきて媚びるということをしなかったために無断欠勤すれすれで死んだ父の納骨になりそうになったことがあります。誰かに媚を売るくらいなら、した噛んで死んだほうがいいかも、って感じです。ただこれは誰にも薦められることではありません。媚びられない自分に対する生き方へのガマンと媚びて近道しようとする他人との心理との差があればあれほど、損しているような気になってムカついたり揺れ動いたりします。適度に媚びたりしたほうがいいかもしれませんです。ほんとは。


他人の媚ほど見てていやなものはなくて、メイド喫茶とか絶対行けそうに有りません。媚びたりしてどうするのかと考えちまうからです。コーヒーとかで差をつけろよ、そういうところで差をつけるというのは邪道かも、と、本気でおもってます。媚びに金を出すようなふうにはなりたくないな、とも思いますし、媚びにさして付加価値があるというのはなんか妙だとおもいます。自分でも媚びを売るというのは苦手です。ブログを始めるにあたって誰かに媚びようとか全く考えていませんでした。今でも媚びて無いつもりです。にもかかわらず、閲覧してくださってる方がいます。個人的には非常にありがたいことであったりします。
お付き合いいただきました皆様方に御礼を申し上げます。

         ありがとうございました。