年に数回ほどやるのだけどテレビ東京系で路線バスだけを4日間乗継ぎしてどこまで行けるかという、不思議な企画の番組があります。どうなるかわからない偶然性がこの番組の持ち味で、毎回ハラハラしながら観ちまうのです。なんでハラハラしなくちゃなのかはわかりませんが。以前4日間四国一周をやっていて、以来気が付いたときには録画しています。今回は山形の米沢から青森の大間までというルートで、毎回登場する比較的しっかりしてる太川陽介さんとフリーダムだけど粘り腰の蛭子さんのほか、今回はさとう珠緒という女優さんが加わっていました。以前は「ぷんぷん」とこぶしを頭に当ててにこにこしながら怒るふりをする、というのをみてからこのさとう珠緒という人が苦手でたまらなく、今回もテレビ欄で名前が出てたので一瞬躊躇したのですがやはり録画しました。峠越えで14キロ歩いたりなど疲労があったせいか幸か不幸か「ぷんぷん」をほとんど封印していたこともあり、最後までイラつくこともなく観れました。
おそらく「ぷんぷん」をかわいくみせる「媚び」ととらえてて、媚びというのをみるのもいまだ耐えられないのだな、というのを確認したところがあります。ちなみに媚びることもできません。だからなおさら、それができる人に嫉妬の裏返しとして嫌悪があるのかもです。
番組に話を戻すと、著名な観光地でもさらっとしかやらないのが特色なのですが、それでも夕暮れ時の秋田の角館の景色が印象的でちょっと行ってみたいな、という気になりました。なんだろ、旅番組って観てるとたまーにどってことないシーンで、猛烈に旅に出たくなります。