触るということは非常に能動的な行為だとおもいます。対象に関心があってまさぐるわけです。押さえたり突いたりするわけではなく、接触しながらギリギリのところで加減します。いちばんわかりやすいのはキスでしょうか。たぶん多くの人は、あの行為でもって、相手が自分に好意を持ってくれているとか、関心がまだあるんだということを無意識のうちに再確認をしてるのではないかと勝手に推測します。もちろん相手の内心なんて普通は判りませんし、関心があろうとなかろうと触ることやキスは可能ですけど。


自分の存在を肯定してくれる人がいると誰だってうれしかったりします。ましてや関心を持ってくれる人がいたなら尚更のこと。ただ、その心地よさを覚えてしまうと結構あとが大変であるようです。見捨てられることの恐怖ですね。それにきずくと見捨てられない為の努力を無理にしだします。見捨てられることが何より怖く、見捨てられる怖さからの行動がはじまります。これが親子間なら例えば勉強を頑張って誉めてもらおうとかになるのでしょう。個人的なことですが、馬鹿だなあ、とはおもうのですが、指を舐めたりとかでしょうか。これをして嫌がられたことがあります。他人の存在に依存してしまうと、言い換えれば他人の存在が自分の中で絶対的存在になってしまうとその恐怖が倍増するみたいです。


その恐怖があるときに、
どうすればいいのか?
どう振舞えばいいのか?

回答はわかりませんが。