西友はポイントカードってないのですが近所の生協はポイントカードを発行してて、食品や日用品を買うときにどうせ買うならポイントが溜まるところがいいと、西友から生協へシフト替えして一時期ポイントゲッターになってました。ポイントカードのすごいところは利用者の忠誠心を数字の力で繋ぎとめる点です。ポイントをこつこつ溜めて印字される数字がでかくなるのも妙な快感がありました。
でも、不思議なことにいつの間にか行かなくなりました。
なんていうか「ポイントをためれば事実上の値引き」ってのは魅力なんすけど、買い物で店へ行く要素としては値引き以外のところもあると思うのです。近所の生協には「生協の売りたいであろう品物」が沢山あるんすけど、こっちの選択肢があまりない。生協のジャムが悪いわけじゃないけど、たまには背伸びして良いジャムが食べたくても近所の生協はそれがない。たぶん買い物の面白さって何割かは、選択肢がたくさんあってその中から任意にお気に入りを選べるところにあるのかな、と思うのですが選択肢があまりない買い物ってどこかつまらない気がしてならず、足が遠のいたのですけど。


ただ、最近の値上げラッシュでちょっといろいろ考えるところがあって、またポイントゲッターになりそうです。節約ってことを考えはじめました。背に腹は変えられないっす。器の小さい話なんすけども。

器の小ささ1

その人の言っていないところまでを感じるのが自然なコミュニケイションになんだとおもうものの空気を読むってことがあまり得意じゃなくって、たまに空気を読めないことがあります。たぶん他人に対して察したり共感のアンテナが思いっきり低いのだと思います。他人に対して注意を払ってないわけで、器が小さいのかも。

先方がこちらがわかってくれるだろう、という前提のもとに発言をうけとって、こっちがうまくかえせないと相手にストレスを与えてるのかなー、とおもうと、空気を読めないってのはちょっとあまりよろしくないのだろうな、と思う。でもできないものはできないんすよね、なかなか。

器の小ささ3

京阪電車ってのがあるのですが、一部2階建て車両があるのです。で、京阪にあまり乗らないので、近畿地方へ行ってたまに乗る京阪の特急が二階建てじゃない緑色のだと、ほんのちょっと残念感が漂うことがあります。特急料金かからないわけっすから電車なんて時間どうりについてくれれば文句ないんすけど、残念感の正体ってちょっとしたリッチを味わえなかったっていうか、なんかこう、旅行気分を逃したっていう感覚かなあ、と。


東京の一部路線だとドアの上に映像を写す画面が設置してあって、で、そこにたまにマンガが流れるんすよ。旦那さんが外国人のやつ。日本と外国の文化のギャップや言語に関してのトピックを中心に展開するマンガで、どうってことないマンガなんすけどふとしたときについ注視してしまってます。で、毎週更新してるんすよ。けど、さっき帰りがけに気がついたのですが、先週分のマンガを全然みてないことに気がついて、些細なことなのにちょっと残念感を感じました。マンガを心待ちにしてたのかもしれません。我ながらちょっと単純なんすけど。


なんかこう、残念感のバロメータが、些細なことを見逃したり体験できなかったりで反応してるっていうのは、器がやはり小さいのかもしれません。