選べる自由>義理

片目だけですがコンタクトレンズを作りました。正確に書くと注文したものを今日引き取ってきました。

話はいつものように横に素っ飛びます。

10月末に白内障の手術をし、術後の状況がなかなか安定しなかったものの、片目だけですがコンタクトレンズを新調する指示がでました。通院先では専門外来をやっておらず処方箋が出せないので街中のコンタクトレンズ屋さんを頼りなさい、とも言われてて、その通りにほんと街中のコンタクトレンズ屋さんに行き、連携している別の眼科を紹介して処方箋を出してもらうために受診しています。そこで驚愕したのは(もしかしたら世の中では前からあたり前だったのかもしれないのですが)いくつものレンズメーカーの製品を試せたことです。値段とメーカー名を伏せたまま装用させてもらえて「いちばん良かったのはどれですか」と訊かれ、いちばんしっくりしたレンズを答えてからメーカーと値段を教えて貰っています。いままでレンズを作る際にお世話になっていたところはほぼ問答無用で担当の人がチョイスした特定の会社の製品の2択のどちらかだったので、かなり衝撃的だったのです。

いくつもの選択肢があってそこからよりフィットしたものを選ぶことが出来るという体験はなんだかすごく良くて、結果高くなったとしても腑に落ちています。悔いはありません。長いことお世話になってたところの義理を蹴飛ばしてしまったものの、2択ではない選べる自由を手にしちまうと元に戻れません。

さて、いままで少しの時間しか本が読めませんでした。300頁超のラノベを4日にわけて読むようなことをしてきたのですが、新調したことによって、時間が取れ次第、ある程度自由に読書が可能になりました。恥ずかしながらちょっと忙しいのですが、溜め込んだ本を少しずつ読んでゆく予定です。