冬特有の些細なこと

佐賀の鳥栖重粒子線の治療センターに寄付を毎年しています。確定申告をしなければいけないのでそれに関する書類を事前に送付してもらっていました。「大事なものだから」と捨てずに保存していたはずなのですが、入れたはずの重要書類を保存している箱の中を探しても見つかりません。再送付は可能かもしれぬものの今どきの医療機関はどこも忙しいはずで、再送付のお願いをちょっと躊躇っていました。念のため、もう一度あちこち探してみると鼻炎薬などのセルフメディケーション関連の領収書の束と一緒のところにありました。犯人はどうみても私で「控除できるものだから」とまとめておいたのかもしれず、それを見事に忘れていたようで。そんなふうに冬は私は何かを忘れがちでどこかちょっと足らない些細なミスを起こしやすいところがあります。昨日も途中で気が付いたのですけど炊飯器のボタン押し忘れもたいてい冬です。

話はいつものように横に素っ飛ぶのですが。

勤務先で受け取った書類を確認していて、添付されてるはずのものが欠けていて、念のため問い合わせてみると電話口で「ちょっと待ってくださいね」のあと申し訳なさそうに「ありました」との声が。冬だからしょうがないですよとは声には出さず「見つかってよかったです」と述べて、補充送付をお願いしてます。

だからなんだというわけではないしまったく根拠のない話なものの、主語を大きくすると人って冬に些細なミスを誘発しやすいのではないか、と証明できそうにない仮説を立ててます。

その仮説が正しいかどうかは別として、些細なミスをやらかしたあとしばらくは、他人の些細なミスにも寛容というかいくらか同情的になることって冬はないっすかね、ないかもですが。