クラスターが発生した街で

関東ローカルな話で恐縮なのですが、いま住んでいる街の病院ではクラスターが発生しています。その病院に行ったことがないので存在すら知らなかったのですが、第一報を知ったときはさすがに動かしていた手が止まり顔だけテレビのほうを向いて画面に集中してました。ただ、ありがたいことに当該病院と住んでる街の市役所が連携してて、(それはそれでちょっと怖いのですが)最初の感染者の経路がつかめてはいないものの、外来等をすべて止めてることや、入院患者や院内関係者のPCR検査をしてる旨の告知や具体的な感染者の属性や数などの重要な情報を適宜公開しているので、それほど心配はしていません。あたりまえのことかもしれないのだけど、適宜ちゃんとした必要な情報を隠さずに出す、ということが、疑心暗鬼を生じる隙を与えないのだなあ、と改めて思い知りました。

その情報に関連してか、住んでる街の駅前の店は商魂たくましくてどこで調達してきたかは謎なものの、フェイスカードを店頭に並べはじめてます。足を止めて一瞬「どうしようかな?」とは思ったものの「さすがにそこまでは…」と買わずにやり過ごしています。でも別の日に退勤時にちょっとだけ観察してると、やはり足を止める人はいました。みんなちょっとは迷うようで。

以下、くだらないことを書きます。

同じ店でここのところ度数66のアルコールが酒売り場に売られてもいます。「念のため買っておくか」と思考し手に取ろうとしたものの、「これは割ったら33になるな」などと途中から計算しだしたところで、ちょっと待て、なんで割って呑む前提になってるんだよ、と手を引っ込めています。人って想定してなかったニュースを前にすると若干、迷いが多くなったり、思考や判断がおかしくなることってないですかね、ないかもですが。

まだハンドジェルもマスクもありますし手洗い励行しつつ、迷いや若干思考や判断が鈍る局面もあるものの、来るかもしれない第二波に備えます。できればほんとは来てほしくないんですが。