このすば

感染症対策の一環として東京アラートというのがあって一定の条件を満たすとどうも都庁やレインボーブリッジが赤くライトアップされるらしく(らしくというのは西新宿や台場に縁がないから伝聞でしかないから見ていないです)、いまライトアップされてるらしいのですが、赤くライトアップしてウイルスが減るわけでもないと思うので、私には理解できない深遠な理由か呪術的な理由があるかもしれないものの「そんなことしてどうするの?」的な感想しかありません。欲しいのは現況や感染対策に関しての的確な情報であって、ライトアップではないようなって、なんだか書いてて陰陰滅滅としてくるのでいつものようにくだらぬことを書きます。

青ブタ=青春ブタ野郎シリーズをMXで偶然視聴してから夜にアニメを放映してるMXにチャンネルをたまに合わせるようになった、ということを何度か書いていますが、ここのところ視聴しているのは「この素晴らしい世界に祝福を!」です。最初は髪を拭きながらテキトーに画面を見てたのですが、ヒキニートの性格の悪い主人公、宴会芸スキルだけが高い女神っぽくない女神、一日一回一種類しか使えない魔法使い、戦闘能力のないM属性の騎士の4人による異世界転生もので、これでどうやって話を進めるのだろうと思っていたら、ちゃんと話が毎週続くのにびっくりしてます。いくらかネタバレを書くと主人公が盗みのスキルを習得し、そのスキルを教えた相手と勝負することとなり、どうするのだろうと思って固唾をのんで見守っていたらよりによって教えた貰った相手のパンツを盗み完膚なきまでに相手を困らせててその発想に脱帽しつつ、(人を困らせる笑いはよくないと思いつつも)つい吹き出して笑ってました。だいたいいまのところ毎週1回は腹を抱えて笑っています。「このすば」が何歳向けのアニメなのかは知らぬものの、骨太な起承転結のある物語というより突飛な設定を活かしたお笑い系という印象です。アニメに詳しくないのでこの分類が正しいのかはわかりません。個人的には突飛な設定でもちゃんと物語が動くんだ、という点で目からうろこでした。

アニメを視聴して腹抱えて笑うおっさんってどうよ、と思いつつ、この現況下で腹抱えて笑えるフィクションがあるのはちょっとありがたいです。