いま住んでいるところはすぐそばに延々と続く桜並木があります。桜の時期は桜が一見千本で桜吹雪も壮観なのですが掃除も大変です。この時期は桜の落葉がばさって大量におっこってきて風が吹けば大量の落ち葉が右へ左へと移動して、花びら以上に当然えらいことになります。隣がアパートなんすが隣のアパートの人はだれ一人として一切掃除をするという習慣がありません。ので、アパートの前の落ち葉がすべてうちにの前に来ます。ここんところ雨が降ってなければ毎朝出勤前に早起きして掃除するんすが、はらはらと舞う落ち葉を前にほうき片手に「どこまでもーかぎりーなくー降り積もる落ち葉とあなたへの思い」なんて歌ってもぜんぜんつまんないし、落ち葉を前にチリトリをもつとため息しか出ないです。掃いても掃いても尽きない落ち葉を相手にしてるとそのうち「完全なんて無理だよ」「ほどほどでいいよね」といういくらか後ろ向きな精神が芽生えます。それが発酵すると「目の前の仕事が片付くと気分が良い」なんてのがありますが、あれはたぶんウソなんじゃないかと思えてきます。「目の前の仕事が片付けることが可能な人のみ、目の前の仕事が片付くと気分が良い」だよなあ、とおもうのですが。
今朝は4袋片づけて出勤したのですが、帰宅したら元の木阿弥というか、やっぱり降り積もっていました。ただ暗くなってるのでさすがにあきらめましたが。