みっともなさ

誰にでもあることなのかどうかは判らないけど、シャツの中に手を入れられたり、耳に舌をいれられてその音を聞いたり、長いことキスをしているうちに、下半身がある現象をおこすことがあります。ドアを閉めた後に抱きしめられて、しばらく着衣のままそんなことになったあと、お風呂に入ろうとささやかれた段階になって、パンツを脱ごうというときに、そういう現象がおきてるとなんとなく脱ぎにくくなります。隠す、ということをしなくてもいいのかもだけど、なんとなく隠したいんすけどそういうときに不自然に前かがみになると悪目立ちもし、ひょっとして隠すというのは不自然なんじゃないか、と思うのですが、なぜかその現象がおきることを「みっともない」と思ってて、脱ぎにくい。もたもたしてると相手の視線がきかねず余計悪目立ちするので、タイミングを見計らって、脱いだりするんすが、われながら馬鹿だなあと思いつつ、そういうときは無駄にどきどきします。


なぜみっともないか、わかるようでわかんないのですが、なんとなく弱みを見せてる感があるからかもしれません。実際には別に弱みを見せてもかまわない相手だったりするんすけど、その弱みを相応に攻撃されると我慢することができずに耐えられない事態に陥っちまうせいかもしれません。
その事態をどこか期待してるので、どこか狂ってる気がしないでもないのですが。