八百屋のお店に並んだ品物みてごらん、よく見てごらん考えてごらん、っていうふしのあとに、ひたすら八百屋の品物を列挙してゆくゲームってのがあります。詰まった人が負けっていうルールで、YMCA(両親が忙しいのでプログラムに参加してたのです)かなにかで教わった記憶があります。八百屋が一応ある街でしたけど、見てるようでいて実は見てなかったのか、案外覚えてなかったです。
でもって、私はあんまり記憶の良いほうではありません。
ぜんぜん思い出せません。そこでどうするか。目の前の人が葉物野菜(たとえばキャベツ)を云ったらそれに関連する葉物野菜(白菜とか)をよく云って逃げてました。


記憶の方法ってのは私の場合わりと文字で覚えます。仕事に関することでもメモはわりととるほうです。できれば何かを伝えてもらえるならば文字のほうがありがたくて、でも温度差ってどうしようもなくて、こちらからすると重要でも相手からすると口頭で伝えるだけで充分っていう認識ってこともありえ、その温度差がある限り、めんどくさいんすけどとっておいたほうが安全かなあと思うのです。重要そうな事項を口頭で伝えてもらっても脳の小さい私の頭の中に口頭だと一字一句すべてを瞬間に記憶できるわけではなく、あとから「云った・云わない」の水掛け論になりがちなのを学習してからメモを取るようになりました。それと正確さを期す必要性のあるものでエラーを起こしたくないからです。エラーを起こしたときの修正にかかる時間が惜しいと思うようになったせいもあります。
つい最近、メモをくくってて気がつくというか記憶が呼び起されて、口頭でつたえられたことで変更があったんだったっけか、と思って確認したらどんぴしゃで、エラーは防げたことがあって、(八百屋に並んだものすら覚えられないような記憶容量の足らない私のような人間は)文字で書いて記憶したほうが良いのだな、と改めて思うようになりました。


ちなみにブログの更新が途切れがちなのは、ブログのねたを地下鉄の電車の中で考えてもメモをしてないので風呂に入ったり洗濯ものをたたんでる間になにを書こうと思ってたか記憶してなくて忘れちまうことが最近多いせいもあります。