漢字は身体で覚えないとだめかも

10代の頃だったかキッコーマンのCMで薔薇って書ける?というのがあって、そういえばあれ難しいよなあ、と考えて辞書をひき書いた記憶があり、そのせいかなんの役にも立たないけど薔薇は今でも書けます。
忌諱に触れるという言葉があります。最初、この言葉の意味が判りませんでした。つかどう読むのかすらわかりませんでした。あまりググらないほうなのですが、そのときはめんどくさいのでぐぐった記憶があります。こういうときググれカス文化というのは便利です。意味はなんとなく理解しました。ただこのなんとなくが厄介で、しばらくしてというかついさいきん「忌諱」という文字がでてきたとき、意味は理解してるけど「はてなんて読むんだっけ」とつっかえちまったのです。とりあたまもいいところで、メモをとって辞書をひきました。やはりぐぐるだけではおそらく身につかない・楽しちゃダメで、ページをくくって探すかメモでもなんでもいいのでいちど書いて身体で覚えないとダメなようです。
メモるという作業とページをくくるという作業をしないとどっちも身につかないかもしれない・退化しちまうかもしれないっていう怖さの延長線上でググりませんしいまだに(ググるということと電子辞書は違うかもなんすが)電子辞書を買っていません。
文明の利器をつかえば便利なんだろうなあ、と思いつつ、どこかつかうのをためらっちまうのですけども。