都庁

録画して観たブラタモリに感化されてちょっとの合間に西新宿へ寄り道。

京王プラザ前の淀橋浄水場の痕跡↑下の通路はそのままJRと小田急新宿駅西口地下につながるのですが浄水場の底面をそのまま利用してる、というのをはじめて知りました。上は本来の地上の高さです。

ご存知東京都庁。第一本庁舎です。私が小学生の時には既に三井ビルとか京王プラザとか、高層ビルがいくつか建ってて子供ごころになんであんなに新宿だけ高層ビルが建つのか不思議だったのですが、中学時代に地盤が固い台地だから、っていう説明が腑に落ちました。後のほうにとどめを刺すように建ったのが都庁です。知事室にお風呂があるとか、そういうわけのわかんない噂がたってて、この都庁をめぐっていろいろあったのはおぼろげながら記憶してます。
完成が1991年なのでもう20年ちかく経ってます。都民からすると見慣れてるわりにぜんぜん古びてないのがすごいです。

お亡くなりになってる巨匠・丹下健三先生の設計なのですが、隙がない、というか、幾分の遊びもない、というか、模型みたい、というか、凍りついてるような、というか、あたたかみのない、というか、なにかを拒絶してる、形容しがたい建物です。

ちなみに真下から眺めるとこう。この先になにがあるんだろー、ってな眺めです。馬鹿なんですけど、こんな眺めを都庁ができてからなんべんも見てます。なんべんも、ってのは、何度も来てる場所だからで、大きな声では言えませんが、都庁周辺は新宿でも夜はあまり人が居ません。缶紅茶とか缶コーヒーを買ってベンチに座って、ひざまくらとか相手のコートのポケットに手を入れたりとかしてました。そんなことを知ってるのは都庁の建物だけです。
都庁の隣にあるのが新宿中央公園

人工ですけど、森と滝があります。
つきあってた相手から教えてもらったスポットなので、私がが発見した、ってなわけではないのですが

滝のうしろにまわると、こんな都庁をみることもできます(だからなんだ、っていわれるとぐうの音もでません)。

ちなみにこちらは偶然発見したスポット。
西口のブックファーストの横の階段から上を見ると、半月に切り取られた空がこんなふうに、見ることができます。
以上、駆け足ですが、新宿のミニ観光案内でした。