先のことを考える幸福(一部加筆)

バレンタインデーにチョコをもらったりとかのプレゼントはもらうとやはり、うれしいです。へたに高いと警戒しますが。逆に、なにかしら理由があってのプレゼントを考えるってのも実は好きです。付き合ってる相手がいたときに身に着けるものをもらったあと何を返そうか考えてこちらは大丸で傘を買ったりもしました。その時間は(そのときは気がつかなかったけど)たぶんむちゃくちゃ幸福だったはず。
幸福ってなにかっていったら、「これを贈ったときどんな顔をするやろか」とか「口に声に出してはいないけど先のことをあれこれ考える時間が存在すること」ってのがあるよなー、と思う。バレンタインデーが近づいてチョコレート売り場であれこれ考えてる女の子たちがどこか表情が幸せそうなのは、対象物が甘いお菓子だからじゃなくって、恋とかそういうのの前にたぶん誰かのために贈り物を考えるその幸福を噛みしめてるからなんだと思うのです。誰かと一緒にどこかへ行く約束をして待ち合わせ時間よりこころもち早くついて、相手を待ってる間も幸福じゃないっすか。そのときもなにをしようなにをしゃべろうとか「口に声に出してはいないけどあれこれ考える前向きな時間が存在」してるんすよね。たぶんそれが恋とかがからむともっと幸福感が増すのかも。
俵万智さんの「金曜の夜にあなたに会うためにはじまっている月曜の朝」(俵万智「サラダ記念日」より)というのは、どういう歌だか理解できないところがあったんすけど、なんのことはない、あなたのことを考えていろいろと物思いにふける時間がある私は幸福かもしれない、っていうようにも読めないことはないな、と。テストだと赤点にされそうな解ですが。