裸眼視力が良くないやつの風呂における諸問題

読書家と自称するには憚られる程度の読書しかしていません。が、本を読むことは嫌いではなく、なのである程度の距離を電車に乗る時や病院などの待ち時間に本を持ち込むことがあります。先月にワクチンを接種してて、どうあがいても30分待機組繰り入れは明白だったので接種後の待機エリアにも本を持ち込んでいました。かといって風呂に入る間も惜しんで本を読む、というほどではありません。読書も好きですが風呂も好きです。

はてな今週のお題が「お風呂での過ごし方」なのですがすぐ読みたい本・中断するのがもったいない本があっても風呂場に本を持ち込むことはしたことがありません。風呂場に本を持ち込む人が居るというのは20年くらい前には知っていて、湿気で本がダメになってしまわないのだろうか?とか濡れた手で触ったら本がダメにならないのだろうか?とか疑問は尽きぬのですが、しかし身近に風呂場に本を持ち込む勢が居るわけではありませんから謎が多いままで、20年くらいその謎を解こうとも思わずに今に至ります。裸眼の視力が良くないので、謎を解いたところで風呂場で本を読めないからです。くたびれたおっさんの入浴事情なぞ誰も興味を持たないと思いますが念のため書いておくと、お湯に浸りながらぼーっとしてることが多いです。

日頃はコンタクトレンズもしくは眼鏡を常用していて、入浴中は外してます。風呂に眼鏡を持ち込みたいところですが「レンズがお湯に弱い」と小さい頃に聞いてからそれをバカ正直にいまでも信用してて、しかしほんとかどうかを実験するには眼鏡は私にとっていいお値段すぎるので実証したことはないです。なので実際はわかりません。風呂用のメガネがある、とも聞いていて、チェーンの眼鏡店へ見に行ったこともあるものの、残念ながら乱視用はなかったので諦めています。風呂場で本は夢のまた夢です。

以下、風呂での些細な話を書きます。

自宅では市販のシャンプーとリンスとボディソープを使ってて、いま市販の容器にはシャンプーはかすかなギザギザの突起が、ボディソープが縦のラインの突起が入るようにはなっていて、さらにシャンプーとリンスとボディソープのフタ付近の色が異なるので、なのでメガネを外してもまず間違えることはありません。しかしホテルやラブホや温泉など外では市販の容器に入ってないこともありますからもちろん過去に間違えたこともあって「股間から柑橘系の香りがするんだけど」=つまり、おまえシャンプーとボディソープを間違えたろ、と笑いながら指摘をされたことがあります(股間からの柑橘系の香りを他人が指摘するという状況はどういうことかよいこのみんなはわかんなくていいです)。こっぱずかしかったのでそれ以降、外では必ず念入りに確認するようになりました。できれば市販の容器のようにギザギザの突起や縦のラインの突起の容器を入れて貰いたいのですがまずそんなことはなく、突起が無くても裸眼のよくないやつのために大きめの文字のものにして欲しいところなのですがスタイリッシュなデザインを優先するのか文字は小さく区別がすぐにはわかりにくく、そういう場面に遭遇するたび小さくイラっとすることが多いです。

もっとも、風呂から出るとまずその場では忘れてるので、風呂はそういうイラつきも泡と一緒に流しちまうのかもしれないのですが。