昼前に五輪中継を眺めながら

東京の気温を測定する露場は北の丸公園という皇居からそれほど遠くないところにあります。北の丸公園の路上の周りは森で露場そのものは芝生がはられています。したがって、公表されてる最高気温と、うら若き紅顔の美少年…じゃねえ、くたびれたおっさんが八重洲や東京の郊外でアスファルトの道路を歩くときに感じる体感の気温とはかなり差があります。東京在住ですらこの酷暑はキツいのに、異国から来た選手が(森の中にあるわけではない過酷な環境の有明のテニスコート周辺の)暑さに不満を述べるというのはよくわかる話で同情しかありません…って権限のない私が同情したところで事態が変わるわけでもないのですが。

これから非科学的なくだらない話をします。

大学時代、神宮球場で母校の応援をしたことがあって、そのときは目の前で母校は負けちまっています。そのあたりから自覚してるのですが、ほかにも優勝戦線に残れるかどうかという一番で贔屓の貴景勝と朝乃山の取り組みをテレビ観戦してたら負けちまった、ってなことがありました。理屈があるようでないのですが、私が勝って欲しいと思うほうが目の前で負けてしまう、ということがおのれの人生の中で複数回あって

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なのでWBCなどもなるべくリアルタイムでは見ないようにしていました。

たぶん有明ほどではないはずなものの、住んでいる多摩も今日も暑さがきつかったので食欲喚起のためとリクエストがあったので、貰い物の乾麺のそばを利用して、冷たいそばに大根おろしかつお節を載せてつゆをぶっかけた福井式のおろしそばを昼めし用に作るつもりでいました。その準備をしつつ時計代わりにテレビをONにすると水泳の中継をやっていて・画面をよく見ると男子平泳ぎ100メートル準決勝で、まあ球技でもないし格闘技でもないからいいかな、とそのままにしていました。

でもなんですが。

居ないだろうと思っていた日本人選手(武良選手)が第7レーンに居て、それに気がつくと勝って欲しいと思いつつあわてて画面はみないようにしたものの、結果7位で決勝戦にはすすめず。作ったそばは美味しかったのですが、ちょっとうしろめたさが。

私が悪いわけではないと思いたいのですが・理屈はまったくないのですが、武良選手、観戦してごめん。