捨てられないTシャツ

東京駅の八重洲口を降りるとその八重洲口を起点に八重洲通というのが隅田川べりの佃まで伸びています。その佃のあたりから隅田川べりからの風が八重洲通りを東に伝って来る→はずなんだけど以前は八重洲口にあった細長い大丸が遮っていた→のでその細長い大丸をどかせば風は八重洲より東の丸の内や大手町の方向へ抜けるので涼しくなるはず!という風が吹けば桶屋が儲かる的な計画がなされ、実際大丸は再開発を機に八重洲の北へ移動しました。ところが丸の内や大手町のさらに東にある北の丸公園がいま東京の気温の観測地点なのですが、残念ながらほぼ毎年けっこうな数字を叩き出しています。大丸を移動させた計画はなんだったのか、風が吹かずに桶屋じゃない人が儲かったのか、とか人力詮索をしてしまうのですがそんな詮索するのはたぶん炎天下でマスクをしているせいです。都民としてあるまじきことを書くと、五輪を東京でやると知ったときから真夏にやるのは狂気の沙汰だと思っていました。今日もそうだったのですが昼に時間をやりくりして銀行に行こうとして信号待ちをするとき、信号機の陰で待とうとして別の人にスッとその陰のスペースをとられると「やられた」感があります。それくらい暑いです。なのでいまでも狂気の沙汰だと思っています。勤務先の近所の小諸そばはこの時期冷たいそばの上に蒸し鶏に刻みかまぼこに刻みきゅうりを載せ棒棒鶏のタレをかけた和風冷麺というのを出しますが真夏の東京が誇れるものはほんとそれくらいで、コロナが収束して灼熱の八重洲口においでの際はぜひお召し上がりくださいって話がズレた。

都心に限らず住んでいる多摩は都心部より若干低いもののそれでもやはり暑いです。普段に着るものも夏は速乾性を重視してポリエステル素材ものを着てます。はてな今週のお題が「お気に入りのTシャツ」なのですが

一時期よく着ていたのが横田の友好祭で買ったポリエステル系のもので、かかれてるeagle810というのはAFN(米軍放送網)の横田の愛称です(東京近郊は米軍放送が810kHzです)。これに必要に応じてジャケットを羽織ったりしていました。ただ40半ばの複雑なお年頃でここ1年くらいTシャツに抵抗を感じはじめてて代わりにポロシャツを着る機会が増えちまっています。でもこのTシャツだけは(私の学生時代はFENといった)AFNを聴いていた時期があったこともあってちょっと手放せず・捨てられずにいます。