貴景勝関のこと

以前、舞の海という力士が居ました。正直あまり体格には恵まれていませんでした。が、小結まで昇進します。きっと前にも書いてるはずですが舞の海がカッコよかったのは小兵でありつつも技術を駆使してのし上がったところです。そのころ有名だった若貴兄弟はわたしはどうでもよくて、新聞やテレビで舞の海が勝ったかどうかをしょっちゅうチェックしてました。特段、相撲が好きというわけではなかったのですが。

ここしばらくチェックしてるのは貴景勝です。体格に恵まれてるわけでもなく、特に力士にとって腕が短いのは不利です。が、足が短いのは不利とも言えないので(もし映像を見る機会があったら太ももと尻をよく見てほしいのですけど)足腰を鍛え、背の低さを活かしながら、突き押し(≒まわしを取らずに手を相手の体に当てて腰を落として攻めるのを押し相撲といい、相手の上半身を目がけて腕を突き出し手のひらを相手の体に強く押し当てる突きが加わって突き押し)を磨いて出世しました。正直四つ相撲は強くはありません。そこが難点といえば難点です。

はてな今週のお題が「応援」です。

両国国技館へ行くほどではないので応援といえるか怪しいのですが、貴景勝の取組は新聞等でチェックしてて、負けてると「あ、残念…」と思っちまったりします。「たとえ不利があっても技術次第ではなんとか」なった力士って、なんかこう、こっそりと応援したくなるところがあったり。