一昨年の秋の異動以降、閑職ではないけど職務ではその前の7年間ぐらいに比べてハードではなくなっています。これが嵐の前の静けさなのかこのまま凪状態が続くのか正直わかりません。でもその状況を奇貨として消化器科や皮膚科のドクタから貰ってる警告というかアドバイスである「ストレスをためたりせず、あまりがんばりすぎないように身体を休めて」というのを守ろうとしています。書くとすっごく簡単そうで、でも実際にはすっごく難しいです。なにがストレスかって自分でもよくわかっていませんし、がんばりすぎないようにっていってもやるんだったら全力だし状況が「がんばらない」という選択肢を許さないときもあるので手探りです。睡眠時間を意図的に長くとるようにしたりとか、小さなことから手探りながらも変えてます。幸いなことに皮膚科系というか去年から今年にかけて悩まされた蕁麻疹のほうはほぼ収束しています。比較的健康な環境を維持しつつ再発しないように来年も模索します。
すべてが巧くいったわけではありません。致命的な失敗はないけど想定していたよりいくらか時間がかかったりいくらか手間がかかったり、ということがあったりしました。自省的なことを書くとおのれの予想と実際が違ったわけで、ヤキが廻ってるっていうか正確に対象物がみれなくなってしまって、もしくは経験にとらわれて予想を立てるのがヘタになってたわけで。ちょっとずつそういうことが出来なくなってゆくのだろうかと不安なのですが、なるべく正確に事象を見極めて経験にとらわれないようにしたいと思っています。書くとすっごく簡単そうで、でも実際にはすっごく難しそうですが。
はてなの今週のお題が「2019年の抱負」です。
今月、遊びに来ていてテレビを見ていた相手に台所で料理中に、冷蔵庫の中にあるボウルをとって欲しい、とお願いしました。ちょっとしてからボウルは持ってきてくれたのですがもう片方の手には冷蔵庫用の脱臭炭をもっています。え?という顔をすると
「これってさ」
といって目の前でカバーをとって
「外装のフィルムをはがすだけじゃなくて中のアルミのフィルムをとらないと効果ないって知ってた?」
と説明してからアルミのフィルムを外しました。脱臭炭をそのままつっこんだだけで変えたつもりでいてアルミをとってなかったのです。うわああああやっちまったあと思いながら、いや、あのそれは知ってるんだけど、と言おうとして言えばいうほど恥の上塗りになってしまう気がしてならずとりあえず小さく、あ、ありがとう、と答えたら満足したらしく、たまに不思議なことするよね、といって冷蔵庫に戻してくれたのですが、けっこうこっぱずかしいものがありました。恥ずかしい経験をすると人は強烈な記憶が残ります。2019年の当座の抱負としては「冷蔵庫用脱臭炭を新品に変えたら必ずアルミを外す」と「こっぱずかしい基本的ミスをしない」がいまのところいちばんでかいです。前者はまるでおとなの抱負ではなく、後者は書くとすっごく簡単そうで、でも実際にはすっごく難しそうですが。