小学校の頃に給食に出ていた雪印の四角いバターはカッチカチで、それをパンに塗れというのは至難の業だったんすが、バターというとそれしか知りませんでした。うちにあったのはたいていマーガリンでしたし。でもって高校生だったか大学生の頃だったか、親しい相手のところに泊まりに行って翌朝だされたバターが小岩井のゆるゆるのびん詰のバターで、とても美味しくて、こんなものがあるのかと軽く衝撃を受けました。
社会人になったいまではいちおう、小岩井のバターを買おうと思えばいつでも買えます。だけど、がんばったときのおのれへのご褒美として小岩井のバターを考えてて、そうそうしょっちゅう買うきになれずにいます。こういうのも貧乏性に入るのかもしれませんってそれはともかく。ちょっと厄介な予定が入ってて気がいくらか滅入ってたのですが、奮起材料として小岩井のバターをここで奮発して買いました。目の前に人参ぶら下げて乗り切る予定です。なんだか、目の前にぶら下げる人参がもしかしたら多いかもしれないのですけど。