目を瞑れば確かに見えなくなるものがあります。
また、実際目を瞑らなくとも目をつぶってるのと同じ効用があるときがあります。それが妄想かも、と思っています。けど、目を瞑ったり、目を瞑ってるのと同じ状況に自分を追いやったところで誰かが状況を改善してくれるわけではないのです。最初そんなことを自覚したのが高校にあがって物理のテストが限りなく低空飛行でいまいち冴えなかったときで、その答案用紙を前に、目を瞑って無かったことに、なんていっても無かったことには出来なかったのです。物理のことを考えず別のことを考えてやりすごそうと思っても、赤点を回避するには自分で物理はやらなきゃしょうがねえ。

そこらへんから習性がついてしまったので、例えば何かを見て妄想する、ということが目を瞑ることに等しくあまり状況改善に役に立ちそうに無いや、と思ってしまい、妄想する人の心理が(想像してみるものの)よくは判らなかったりします。
想像力の欠如かもですが。
どこか脳味噌が足らんのかもです。

妄想することがたやすかったら、もっと楽天的に生きられたかな?という気もします。