皇居乾通り一般公開

きっかけは天皇陛下の傘寿の記念だったと記憶していますが、ここのところ皇居の乾通りというところを時期を限って一般公開しています。公開してるのは知っていたのですが、興味があってもなんとなく混んでるのではないか、というので避けてきました。

夜が明けてみたら東京は今朝は花ちらしの雨で、もしかしたらそれほど混んではないのでは?という予測をして、もともと有楽町まで出るつもりだったこともあり「行く」と決めたらすぐ用意して、日比谷駅まで。

すいてるだろう、と思いきや、皇居内に入るところの人の列。ボディチェックがありました。余計なものを持っていなかったので(余計なものってなんだよ)案外すんなり。唯一ひっかかったのがペットボトルのお茶ですが、目の前で一口飲んだらそれでいい、ということに(劇薬じゃないことを確認したかったのかな)。

坂下門をくぐってなかへ。しばらくすると宮殿がちらっと見えます。国会で成立した法律は天皇の御名御璽を経る、ってを法学部に行くと教わるのですが、記憶に間違えなければ御名御璽の署名と押印は宮殿の中のはずで「ああ、あそこなのか」という学生時代の知識をやっと現物で補完しました。

もともとが城ですから、堀もあります。

けっこう深そうな乾堀。石垣の上はいまでいえば東御苑で、江戸期は松の廊下とか本丸や天守があった方向です。

対して道灌堀というらしい、堀。東御苑・本丸の南の方角にあります。この道灌堀の右側が吹上御所のあるほうになります。この道灌堀、道灌の時代からあるものなのか、かなり武蔵野そのもの・自然そのものの印象です。なにが生息してるのかとか、どういう植生なのかとかちょっと興味があるんすが、ってお堀はともかく。

サクラも鑑賞してきました。

惜しむらくは小雨交じりであったことで

たくさんの傘もみれたんすが。

晴れた日にもう一回来たいな、と思ったのですが、残念なことに、しばらく改修で来年秋になっちまうらしかったり。