人間関係って別につねにベストを保ってなきゃいけないわけではないんだけど、人によってはそれを求める人がいます。人間関係に限らないかもしれません。常にベストを要求する人がいます。
恐ろしいのはそういう人の前ではつねにベストを維持してないと【楠田(仮)は最近ダメだね】ってなことになりがちです。気配りってのにかえてもいいんだけど、きくばりなんてそんなもん常にやってたら破たんするんだけど、それを求める人もいるわけで。そういう人からすると、疲労時に気配りができてないと【楠田(仮)はこのまえ気を配れなかった】ってなことになる。やさしさでもいいです。おそろしいのは否定的なこと・悪いことばほど印象に残り易くて、なおかつ、そういうことを言う人は人間観察ができる、ってな印象を与えやすいところっす。
じゃあそのひとは実務に詳しいか・なにかに長けてるか、っていったら詳しくない・長けてないことが多かったりします。否定的見解を下したそのミッションをその人がやれるか、っていったらやれなかったりする。アウトラインはわかってるんだけど、細かい話はできないし、つっこんでもたいてい逃げる・あいまいにする。ああこの人は実務とかそういうのを探求しないで他人を批評することで他人より良い印象をほかの人に与えて結果的に這い上がってきた人なんだなあ、と感じることがあったりします。


そういう評論っぽいことって昔から好きな人・長けてる人がいて、なるべく近寄らないようにしてるんだけど、傍からはわかんなかったり、避けられないとき、近寄られるとけっこうきつかったりします。「あの人はああいうことしか能がないから」なんて別の人がこっそりアドバイスをくれたりするんすけど、あんがいそういう人は寂しい人なのかもしれません。だから他人に気配りとかでベストを要求するのかなあ、なんてことをぼんやり考えたり。