針と糸

手でなにかをするときに、具体的にどうするか、ってのが重要で、その方法がわからなくて苦労したこともあります。個人的にはその代表格が糸通しです。試行錯誤ってほどじゃないっすけど、長年どうやったらいいのかわかりませんでした。いっつも糸がほつれてなかなか巧くいかなかったです。そのことがあったので、針と糸が絡むことはあまり好きではありませんでした。
ところがちょっと前に「針に糸を近づけて通すんじゃなくて、糸に針を近づけて通すの、あれ」って想定外のことを異性からこの前云われ、自分の頭の固さを痛感しながらその方法があったのか!とびっくりしたのですが、実際やってみると巧くいき易い。
具体論をその道の人に訊くのは、やはり問題解決への早道のひとつでもあるよな、と思ったり。