旅行中、ある駅のみどりの窓口で並んでるときに横はいりされたんすね。40代くらいのおばさんなのだけどものの見事に横からすーって入ってきた。さすがにカチンと来たので猛烈抗議したら先方は渋々引き下がったのですが。
阪神大震災があったときバイト先でみていたテレビで強烈だった映像ってのがあって、未だに忘れられないのがあります。震災直後、普通の女性とおぼしき人が半壊した無人の店に侵入し売り物をもってでてくるシーンで、居合わせたその地域の人やテレビ局のクルーが必死に思いとどまらせて店に品物を戻すように諭すものの「だって○○なんです（たしか空腹って云ってた気がする）」といって品物を持っていったのです。周囲が呆れて「○○なのはあんただけじゃあらへんのや」と抗弁するものの返さなかったんすね。あー、人間が起こすルール違反っていうのはその人の中においては重要であるらしい「○○なんです」という解決のためだけに起こすことがあるのか、ってわかりました。
レベルは違うけど横はいりしたおばさんも「切符の変更」という目的以外みえてなかったみたいなんすけど、その解決のために数人並んでるのを無視してまでやっていいことなのか、っていう判断がなんでできないのか、謎なんすけども。
並ぶのがいや、めんどくさいってレベルかもしれませんが。
善悪の判断って年相応に身につくわけでもない、と言う説がなんか説得力あるようにきこえるんすよね。
