わけあってスマホのほかにFAX機能の付いた留守電を持っています。その留守電にせんだってM銀行から電話が入っていました。勤務先とかではなく個人で取引している支店からです。用件は入っておらず「またかけなおします」というものでした。電話がかかってくるようなヘマをした思い当たる節もなく折り返し電話連絡したいものの帰宅した時点で留守電を聞いているので既に夜8時とかですから当然M銀行は営業時間外です。翌日、勤務先の昼めしを喰う前に念のために電話したらなんのことはない、支店で行うセミナーの案内でした。「そんなことで電話かけてくるなよ」と思いつつ顔見知りの人なのでケンカするのは得策ではないと考えて丁重に断って電話を切り昼飯にありつきました。心配して損したのですが、平日の昼間に自宅に居る高等遊民と間違われていたのかもしれず、だとしたら光栄なことかもしれません。なれるものならなりたいものです、高等遊民って冗談はさておき。
いままでの銀行のビジネスモデルが崩壊しつつあるというのはなんとなく理解できていたのですが、なんだろ、一介の(勤務先は5階の)サラリーマンまで電話をかけてくるくらい、銀行って厳しいのかなあ、と思っていたところに支店削減を含む銀行の構造改革のニュースが流れていたので妙に納得しちまったり。