りゅうきゅう

すこし前に「相撲部屋のみりんと醤油ベースのブリの漬けの胡麻和え」というのを書いたのですが、お会いしたことはないもののはてなで懇意にしていただいてる方から九州の「りゅうきゅう」の存在を教えていただきました。みりんと醤油と酒をあわせたタレに鯵や鯛などを漬ける料理です。
まず実験としてひとりの夕食のときに、キッコーマンのレシピに従い醤油2:みりん2:沢の鶴1:白ごま1の割合でたれを作りアジでりゅうきゅうを作ってみました。レシピどうりにやらなかった点としては白ごまは入れるときにつぶしたら風味が出るのではないかと考えて手でちょっとつぶして入れてみました。白いご飯は進むし結果は悪くはなかったのですが、ただ、なんだろ、「漠然となにかが物足りない」のです。でもってショウガを入れるか、みりんを多くするか、と考えたあと、教えていただいた情報の中にフンドーキン醤油の指定があったのですがうちにあるヒゲタ醤油をつかっちまったので今度はフンドーキンを入れる修正をしてみよう、と考えました。
週末のひとりでない夕食のときに、ごまつぶしとタレの比率はそのままに日本橋高島屋で手に入れたフンドーキンの八本木樽醤油というのをつかってマグロでやってみたのですがやはりフンドーキン導入のおかげで前回と完全に段違いで・大当たりで、マグロをもうちょっと買ってくればよかった、とちょっと後悔するほどの出来栄えでした(自画自賛はちょっと恥ずかしいのですけど)。甘くてコクのある醤油がほぼ初体験だったんすけどこの禁断の味を知ってしまうと、(非はないはずの)ヒゲタ醤油に未練はありません。ちょくちょく浮気しちまうかも。
ご教示いただいたe_pyonpyon21さま、ありがとうございました。