龍村美術織物という会社が京都にあって祇園祭の函谷鉾の前掛の複製と油天神山の水引の製作を請け負ってます。で、その会社の展覧会というか展示会があって切符を貰ってたので午前中タカシマヤへ。正倉院法隆寺に伝来する古代裂(古代の織物の切れ端)の復元ってのが興味深かったほか、江戸切子とか和洋さまざまな工芸にヒントを得たモチーフの織物の展示がちょっとすごかったです。よい意匠ってのはすたれないあざとさじゃないかとも思えて、10年経っても、へたすると50年とか100年経っても陳腐化しないものがあるのだなあ、と面白かったです。私個人は意匠もさることながらよくあそこまで織る・刺繍をできた、というところのほうが気になってました。ここらへん伝統を誇る西陣の職人の手にかかればなんでもできちまうのかもなんすが。


切符の返礼品をと考えてグッズ売場を覗いてたら、ちょっと惹かれるネクタイがあって自分用に買おうかと思ったけど、分不相応・お高いので断念。