花冷え

私が住んでいる町のあたりは都内でさくらが有名なところのうちのひとつです。でも育った街にもさくらは多くて小さいころからさくらは見慣れてるのであんまり花見ってのはぴんときません。「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸のさわぐなりけり」なんてのは西行がうちの近所に住んでたら絶対思い浮かばないでしょう。見慣れてるからどうでもいいのです。

この写真、自室の30メートルもないところの小さな公園の桜の木ですが、いつも誰もいません。満開の桜の木を貸切にできますでもよそのまちで育った人間からするとそれは贅沢らしかったり。

花見といってもあいにく花冷えの日曜だったので、大きな公園に移動してタコ焼きの移動販売でタコ焼きを調達し、シェアして喰いました。