退化

PASMOを使ってバスに乗るときに、たまに電子音声でなにか言ってるな、と思うことがあったのですが、最近まで気にしてなくて、ある日バスに乗ったら「パケットがつきました」ときこえたので、パケットってなんだろ、と思ったら、どうも「チケットが付きました」と云ってることに気が付きました。10回乗ったら1回分おまけの、回数乗車券のかわりのおまけ分のチケットです。


ニュースステーションという昔のテレビでプロ野球一分勝負、というホームランばかり集めたコーナーがあって、そのなかで「ふっとやなことーがあたまーをかすめてー、ゆうつなきもちがひーろーがってゆく」という歌詞のある曲があるのですが、その冒頭を長いこと「どかんと結局」だと思ってたのですが、最近歌詞を目にする機会があって「どかんと景気よく」であることを知り、軽くショックを受けました。「ドカンと結局、やってみよーよー」(だと思ってた歌詞)のあとに「からーげんきをフル回転してー」とか「都合の悪いことは知らんぷり」という歌詞があるので、ごたごた考えることを諦めて・余計なことを考えずにあきらめの境地を含めてフルスイングすることを薦めるうただと思ってたのですが、前向きな気持ちで打席に立つことを歌ってるはずで、違いを知らないで歌ってたわけっす。


日本語のヒアリング能力は他の人に比べて退化してるかもしれないんすけど、気が付いただけよかったのかもしれません。