去年、大阪の検事さんの事件がありました。問題の検事さんがやったことは至極簡単です。実は先行する裁判で虚偽の文書作成の実行役の係長さんがフロッピーの日付どおり文書作成を6月1日にやってるよ、っていってて係長さんの取調の結果の捜査報告書もフロッピーの最終更新日が1日午前1時過ぎとかいてありました。でも係長の上の人も有罪にしたいので、上のひとが係長に6月に指示したことにしようとしたのです。先行する裁判でフロッピーの最終更新日の事実が明らかになってるのにもかかわらず、です。でも、先行する裁判の証拠をもとにすると本来なら指示するとなると5月中にしないとまずいです。なのにもかかわらず共犯にするためにむりやり6月に指示をした、という書類を書き、フロッピーを書き換えます。
先行する裁判での日付が6月1日で実行役の係長さんの話が進んでるのに、たぶん無罪のになった上の人のほうは違う日付(6月上旬)で起訴状の公訴事実をかいてたのですが、別の部の人が気がつくまでそれに気がつかなかったならばその起訴状をようは誰も読んでなかった・チェックしなかった、ってことでしょう。チェック役って重要だと思うんすが。


チェックがあまり厳しくない上役って、どこかありがたいですが、職種にもよるよなー、なんてチェックが厳しい人に見せる書類を作ることがあるので、あまり関係ないある組織の人事のニュースをみてぼんやり考えてました。
そのあと先日もらったちょっと重要な書類をチェックしてて2ヶ所ほどミスがあって修正を昨日お願いしたのですが、それは先方の上のほうの人の印鑑をもらってるやつなんすけど、ああここも上の人のチェックが甘いのかなあ、なんてやつあたり的なことも考えてました。


じゃあ人のこといえるかっていったらいえないんすけども。チェックが甘いことからくるミスはしょっちゅうです。
今朝も眠い目をこすりながらコーヒーをいれたら、どうも寝ぼけてたみたいで砂糖を2本入れちまってます。私の場合チェックが甘いとコーヒーも甘くなるみたいです。