余裕がないときってのは、ささいな事でも集中力と想像力が落ちるもので、相手のいってることの趣旨がいっぱつでつかめなかったときなんとなくいらいらしちまい、それどういうことですか、って、いくらかきつい調子でつい口に出ちまいました。相手の表情が少し変わってからしまった、って思ってもあとの祭り。
余裕のないときのパーフェクトって難しいよなあ、と思っちまったり。


東京でも停電になってるところとなってないところがあります。すべてが平等である必要はないんすが、その区域内に住んでる人の話をきくと、ちょっとだけぷち不公平感、ってのがあったりします。そういうのを感じる、ということはやはり少し余裕をなくしてるのかもっす。たいしたことないはずなんすけどダメージがきてるのかもっすね。
新聞を読んでると、輪番停電はどうも夏の暑い時期もさけられそうにないっていう悲観的な話もあります。
実家は貧乏で、エアコンがありませんでした(大学行かせてもらえたけどその金があったらエアコン買えたかも、っていううしろめたさは在学中抜けなかった)。で、高校生のときはぎりぎりまで図書館の自習室にいて、家にいるときはほんと自分の部屋では網戸にして扇風機に当たりながらパンツ一枚で受験勉強してたっす。あとはよく水浴びしてました。
もし今年の夏、輪番停電が続くのならたぶんその十代の夏に戻るだけっす。なんとかなりそうな気がするんすが、できれば去年みたいな猛暑じゃなければ、なんていうと鬼が笑うかもしれません。