美味しそうに見えるもの(一部加筆)

ミシュランガイドの星のついたところは私は縁があまりありません。ただ美味しい店を知ってることが偉いわけではないけど、ちょっとだけ重要かもしれません。食事ってやっぱり美味しい店のほうが楽しいからです。美味しかったら、やはりほおが緩むことがおおいっす。美味しいって正義っす。


美味しいってなんだろう、ってことはたまに考えます。舌による味覚だけじゃないんじゃ、と思う。
中華料理店でたまにおこげを頼むのですが、目の前であんかけをかけてもらったときの「じゅー」という音がしたあととか、広島でお好み焼きを目の前で作ってもらいながらわけぎを出来心でトッピングしてもらったときいちめんに散った鮮やかな色のわけぎののったそれをみたあと、一緒にいた同行者や上司が「それにすればよかったー」と悔やんでた記憶があります。
作ってる途中ってのは、視覚とか、聴覚から何かを刺激すると思うのです。


勤務先の近所の百貨店でバームクーヘンの製作過程がわかる店があるのですが、思い込みって判ってるんすけど、30秒くらいみてるだけで頬が緩むし幸福感を感じますしそこがむちゃくちゃ美味いという噂は聞かないけれど不思議と美味しそうにみえるんすよね。